官能彫刻

美麗で官能的な彫刻作品を紹介します。

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「Antinous som Dionysos 」

コペンハーゲンのニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館では、古代エジプト、ギリシャ・ローマ彫刻から始まり、現代のロダンまでさまざまな彫刻を鑑賞することができます。 ハドリアヌス帝の愛人・アンティノウスをディオニュソス神にたとえた作品。同じ…

チェッリーニ「ニンフの浮き彫り」

ルーブル美術館の階段に飾られています。チェッリーニはルネサンス期のイタリアの彫刻家、金細工師。

「ボルゲーゼの闘士」

紀元前100年ごろにエフェソス(小アジア)で作成された大理石彫刻です。 アガシアスという署名がされています。元はブロンズ彫刻で、ローマ時代に大理石でコピーされたものと思われます。 ローマ貴族ボルゲーゼ家のコレクションとなった後、1807年にナポレオン…

ジャン=アントワーヌ=マリー・イドラック 「サランボー」

イドラックは19世紀のフランスの彫刻家です。神話に題材をとった作品を得意としました。 「サランボー」は代表作です。「ボヴァリー夫人」で有名なフロベールの歴史小説に取材しています。

トーヴァルセン「マルスとアモール」

軍神マルス(アレス)とアモール(キューピッド)の像。 アモールの母であるアプロディテ(ヴィーナス)とマルスは愛人関係にある。

ステファン・シンディング「崇拝」

シンディングは19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したノルウェー系デンマーク人彫刻家です。 女性に跪く崇拝ぶりはどこか谷崎っぽい。

「バッカス」

2世紀のローマ彫刻の遺物を、リシュリュー枢機卿(絶対主義時代のフランス宰相)がコレクションしていたもの。 フランス革命後に、バラバラになっていたこの作品は、アレクサンドル・ルノワールによって修復されました。 腕と脚はほぼほぼ復元らしいです。この…

アリスティード・マイヨール「セザンヌ記念碑」

オルセー美術館の1階と2階には、現代彫刻の名作が並んでいます。 マイヨールのこの作品は、1912年にセザンヌの出身地プロヴァンスからの依頼で作り始められたそうです。しかし最終的にこの作品は受け取り拒否されたそうです。 ピンク大理石の作品らしい。

「Antinous 」

Antinousはローマ五賢帝ハドリアヌスの愛人として知られる美青年。 若くして亡くなっており、その死を悲しんだハドリアヌスによって、帝国中に像が立てられた。 Antinousは当初は民衆から冷淡視されていたものの、徐々に信仰の対象として馴染んでいった。キ…

ウジェーヌ・ドラプランシュ「イブ・アフター・ザ・フォール」

この大理石彫刻作品は、ローマ賞を受賞したドラプランシュが1865年から1869年にかけて、ミケランジェロの技法を学んで生み出しました。 禁断の果実を食べて、激しく後悔するイブ。イチジクの木には誘惑の蛇が巻きついています。 この官能的な作品は、かつて…

「ボルゲーゼのアレス」

ヘルメットや足輪から軍神アレス(マルス)と識別できるようです。 オリジナルは彫刻家アルカメネスによって作られました。これは現在残された最も完全なローマンコピーだそうです。

アウグスト・サビエ「スザンナと長老たち」

アウグスト・サビエはデンマークの新古典主義の彫刻家です。 主に19世紀に活躍しました。 「スザンナと長老たち」は、旧約聖書ダニエル書に書かれた人気テーマです。 貞淑な人妻のスザンナが、水浴しているところをエロい爺さんたちに覗かれ、さらに口封じに…

トーヴァルセン「ガニュメデス」

トーヴァルセン ギリシャ神話によると、大神ゼウスはガニュメデスの美しさを愛し、ガニュメデスをさらい、オリュンポス十二神の給仕とした。 この仕事のためにガニュメデスには永遠の若さと不死が与えられた。

「アルルのヴィーナス」

原作は紀元前4世紀の彫刻家プラクシテレスとされます。この彫像はそれのローマンコピー(模刻)で、1651年に南仏アルルで発見されるまで眠っていました。 1683年にアルル市から太陽王ルイ14世に献上され、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間に置かれました。 その際、彫…

トーヴァルセン「イアソン」

ここはコペンハーゲンのトーヴァルセン美術館です。 デンマークの新古典主義彫刻家ベルテル・トーヴァルセンの専門の美術館です。 イアソン像はこの美術館の看板作品です。 ギリシャ神話の英雄譚「アルゴー船の冒険」のヒーロー・イアソンを描いています。

【番外編】パリ、コペンハーゲン旅行記【欧州遠征】

羽田空港 深夜の羽田空港から、エールフランス直行便でパリへと向かいます。 ラウンジで養分補給。 本来は成田からフィンエアーで向かう予定でした。しかし出発当日に、フィンエアーから機体変更とか謎の理由が通達され、まる1日遅れのエールフランス便に強…

アーネスト・クリストフ「人間喜劇-マスク」

アーネスト・クリストフは19世紀フランスの彫刻家です。「マスク」は1876年のサロンで3位に入賞したそうです。(wikiより)

ミケランジェロ「瀕死の奴隷」

「瀕死の奴隷」は、イタリアのルネサンス芸術家ミケランジェロによる彫刻です。 パリのルーブル美術館に展示されています。 1513年から1516年の間に作られた高さ2.15メートルの大理石の彫刻です。教皇ユリウス2世の墓を飾るため、作成されました。